保健医療2035提言書の中でも国民に強く求められている「自律」。自分の健康に興味を持ち、受ける医療サービスについて考え、自己決定していくためにはヘルスリテラシーが必要です。
正しい知識と自分の健康への意識、病気を持ちながらでも自宅で生活していく環境づくりなど、「知られていない大切な情報」を解りやすく地域の方々に伝えることが私たちヘルスケア分野の専門職の役割です。
これからは具合が悪くなった方々を病院で待っているだけではありません。
医師も看護師も薬剤師も、ヘルスケア専門職の皆さんが「まち」に出て、直接地域の方々とふれあい、ヘルスリテラシー向上の機会を持っていきましょう。
現在大阪市東淀川区で展開しているよどまちステーションでは、まちの保健室、まちカフェ、などで看護師さんたちが様々なテーマで地域の方々と交流し、健康意識やヘルスリテラシー向上のための働きかけを行っています。
ヘルスケア分野の専門職の方々の新しい活躍の場を創出していく活動をご紹介させていただきます。