2005年以降、日本では死亡数が出生数を上回り、人口が減り続けています。
死亡数がピークに達するのは2030年代。
団塊の世代が75歳を迎え、後期高齢者となって介護が必要な年代になり、そして寿命で亡くなる年代です。
この頃、日本は超高齢社会の次に来る「多死社会」を迎えると言われています。
8割の人が、病院で亡くなる時代。
治すことに主眼を置いて、発展してきた日本の医療ですが、多くの人が治らない病や老化で亡くなっていく時代を迎え、最期まで治し続けて亡くなっていくことを皆が望んでいるのか、考えさせられます。
自宅や住み慣れた場所での看取りはあくまで選択肢の一つですが、多くの人が病院で亡くなる時代に住み慣れた場所での看取りを行うのは、簡単なことではありません。
最期まで自分らしく生きる。
そのために、どのような意識改革が必要なのか、
一緒に考えてみたいと思います。
※永井康徳先生のプレゼンテーションのホームページへのアップが事務局の手違いにより行われていませんでした(YouTubeへのアップは行われていました)。永井康徳先生および関係者のみなさまに深くお詫び申し上げます。