男性はテストステロンによって自信がアップし、
気分も上がり心理的に落ち着くことが分かっています。
男性の活力は、このテストステロンの量に強く影響を受けているようです。
但し、40代からテストステロンが減少するため、
特に40代後半からは、心理的なストレスレベルが上昇するそうです。
また、男性は仕事が終わる夕方にもテストステロンが低下します。
一日バリバリ働いた後なので、当然です。
リラックスする事が必要になります。
男性にとって、夜に静かな時間を持つことは、
このテストステロンのレベルを上げるために必要なのです。
沈黙の時間は、実はテストステロンの充電時間となるのです。
テストステロンが上昇することによって
「明日も頑張るぞ!」という活力がもたらされるのです。
一方、女性はというと
オキシトシンに強く影響を受けるといわれます。
オキシトシンは、会話やスキンシップで上昇します。
ですから、女性にとって仕事後のリラックスには
会話の時間が重要なのです。
ちなみに、女性の幸せの源泉ともいうべきオキシトシンですが、
男性にとっては、一定レベルを超えるとストレスになってしまいます。
男性が沈黙の時間を、
女性が会話の時間を欲するという真逆の性質が
多くの男女の悲劇をもたらしているのかもしれません。
実は、男女にかぎらず
本当の実力者は、その佇まいに静寂さを有していると私は確信しています。
「沈黙は金」と言いますが、
ある意味、静けさは力強さを生み出します。
静けさを湛えた人ほど、実はエネルギーに満ちているのです。
先日、紹介した
橋本左内の『啓発録』序文を読まれた方には
特に納得いただけるはずです。
さて、本日のタイトル「男は黙ってサッポロビール」は
昭和の匂いがプンプンするキャッチコピーですが、
実に理に適ったメッセージだったのです。
さて、今夜も一人、黒ラベルを飲むとしよう。
シュポっ!