一般社団法人WAVES Japanは
「栄養を幸せの力に」を合言葉に、
民の幸せとこの国の安寧を願って地道な活動をしています。
「元気に食べてますか?」は、
そのWAVES Japanが主催する恒例行事です。
北海道から沖縄まで全国各地で開催され、
今回は14回目となります(出雲大社では2回目です)。
過去の記事
日本中から医療従事者のボランティアが参集し、
社会栄養学を提唱する東口高志 藤田保健衛生大学教授の指揮のもと
医学知識を病院や医療、介護、福祉施設の枠を超えて
広く社会に普及させることを実践しています。
もはや私たち医療人の主戦場は
病院や施設から地域コミュニティや社会全体に
あるいは、Patient(患者)からPeople(市民)へと移行していることを感じます。
今回は114名の医療従事者が集まりました(主催スタッフ除く)。
彼らは休日返上の上、参加費まで払って社会活動をしている訳で
自分たちでも相当な変わり者だと自覚し合っています(笑)。
世の中を良くしたいという一途な想いは純粋で
こうした仲間と実践活動をすることは、
私たちの元気の源になっているような気がします。
出雲大社の境内に身を置くと
不思議に魂が清められたような感覚を持ちます。
昨年もそうでしたが、
場に「祈りの力」というものを感じました。
私たちが市民の方々に問診、身体計測の終了後にお渡しするバッグがあるのですが(上図)、
今年も、昨年同様、事前に出雲大社で祈祷が捧げられました。
「祈りの力」を確信されていることが伝わってきます。
私自身も「祈りの力」を信じてみたいと思うようになりました。
考えてみれば、この世の中、
あの手この手を尽くしても上手くいくとは限りません。
最終的に、「祈りの力」に頼るところまで辿り着かないと
物事は成就しないのかもしれません。
それは依存という弱い心ではなく、
むしろ決定(けつじょう)ともいうべき強い想いなのでしょう。
この国を良きものにしていこうという大きな志において、
「祈り」の潜在力を思わずにはいられませんでした。
この気づきに感謝!
2018年9月19日