65.WAVESアカデミー:市民栄養教室@みらい

社会医療人の星

先週の「元気に食べてますか?」@札幌の報告に続き、

今週もWAVES Japan(以下、WJ)の活動報告をします。

WJでは、栄養の力で人々に幸せになっていただきたいと願っていますが、

社会啓発の「元気に食べてますか?」キャンペーンの次に

第二の柱として、学びの場:WAVESアカデミーを展開していくことになっています。

今回は、そのトライアルとして「東葛クリニックみらい」(千葉県松戸市)で行っている

市民向け栄養勉強会を紹介します。

実は、7月12日から毎週水曜日10:30から約1時間の市民栄養勉強会を開始しました。

市民向けの栄養勉強会で、料理教室ではありません(私は、料理が苦手です)。

WJ理事長の東口高志教授から市民向け栄養教育のテキスト作成を命じられていました。

忙しさにかまけて、中々作成することが出来ずにいました。

そこで、一計を案じました。

先に市民向け栄養勉強会を設定して、

毎週、実践しながらスライドを作成していったのです。

先にアウトプットを設定してしまうというやり方です。

無謀な面も否定できませんが、

自分を追い込むには良い方法です。

結果が後から付いてきます(多分…)。

下記がブローシャです。

社会医療人の星

当初、どのような構成でテキストを作成しようかと迷いましたが、

以下の5講編成にしました。

第1講 高齢者の低栄養問題
第2講 BMIとエネルギー代謝
第3講 五大栄養素
第4講 サルコペニア、フレイル、ロコモ
第5講 食力と社会栄養学

今回は最初なので、ゆっくり丁寧に1時間かけて説明していきましたが、

次回以降は1講あたり30分で大丈夫と思われます。

たった5時間で、どれほどの具体的内容を

市民の皆さんに伝えられたかは分かりませんが、

超高齢社会において、

「栄養が重要である」という点だけは伝えられたと自負しています。

『ティッピング・ポイント』をご存知でしょうか?

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数々の深い洞察を書にしてきたマルコム・グラッドウェルの名著です。

ティッピング・ポイントとは、

「あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと」です。

その変化は突然やってくるのではなく、

長期にわたる思索や投資、試行錯誤の結果なのです。

成長は、ティッピング・ポイントを超えた時に初めて目に見えるようになるのです。

重要なことは、その助走期間を見抜き、

その時が到来するまで、じっと耐えることなのだと思います。

量的変化をある閾値まで積み上げないと

その瞬間は訪れないと覚悟すべきでしょう。

現在、認知症サポーターは900万人以上です。

認知症についての理解度は個人差が大きいかもしれませんが、

その受講修了者が900万人もいるということは

驚くべきことです。

素晴らしい実績です。

今回の市民栄養教室@みらいはトライアルですが、

認知症サポーター制度を見習って

私もコツコツと受講修了者を増やしていくつもりです。

そして、いつの日にか必ず

『ティッピング・ポイント』を迎えたいと思います。

市民の皆さんの この笑顔が励みになります。