157.『ドント・ウォーリー』映画論考

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社会医療人の星

私の好きな映画俳優の一人にホアキン・フェニックスがいます。

彼については

Vol.30でも触れましたが、

30.映画「her」論考
今回は久しぶりの映画紹介です。 先日、2013年公開の米国映画『her/世界でひとつの彼女』を観ました。 ...

作品毎に役に成り切る「役者魂」に魅せられています。

余談ですが、実生活での恋人のルーニー・マーラは

本作でも共演していますが、

「her」での共演がきっかけだったそうです。

『グラディエーター』『ビューティフル・デイ』での存在感も抜群でした。

社会医療人の星

社会医療人の星

まるで別人です

特に本作のポスターを見た際に

ホアキン・フェニックスとは全く気づきませんでした。

映画の紹介に移りましょう。

最近の映画では

アルコールや薬物の依存症をテーマにしたものを多く見かけるようになりました。

主人公のジョンキャラハンは、その依存症のために交通事故に会い

脊髄損傷で半身麻痺どころか

両手の動きもままならない状態に陥ってしまいます。

事故後も依存症との闘いを繰り返す中で

風刺漫画の才能を見出し、

恋人や友人たちの支援を受けてたくましく生きて行きます。

そんな彼の半生を

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のガス・ヴァン・サンド監督が

優しい眼差しで映し撮っています。

おまけに舞台が、住民自治で全米一住みたい街となったポートランドです。

街づくりに関心のある人なら必ず知っている街です。

自転車の街としても知られ、

自転車が趣味の私の息子も、実際にポートランドに行ってきて絶賛していました。

偶然なのでしょうが、

ジョン・キャラハンもガス・ヴァン・サンド監督もポートランドの住民だったのだそうです。

街並みの美しさと人の好さも映画の見どころの一つだと思います。

ドニ―という金持ちの青年の存在にも注目です。

禁酒会の主催者で、キャラハンの友であり師でもありました。

実在したのかどうかは不明ですが、

人生の深み、哀しみを私に教えてくれました。

社会医療人の星

驚きの発見は最後にありました。

エンドロールの最後にこのロゴが飛び込んできました。

社会医療人の星

NETFLIXが自主映画を製作、配給し、

アマゾンも始めたとは聞いていましたが、

こんな身近でメジャーな映画をつくっているとは知りませんでした。

なんと、ジェフ・ベゾスは「アカデミー賞を狙う」と宣言までしているそうです。

調べてみたら、先日観た『ROMA/ローマ』はNetflix制作でした。

何と、2019年アカデミー賞 外国語映画賞、撮影賞に輝いています。

Huluも頑張っていました。

『Minding the Gap』は長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていました。

Netflix、アマゾン、Huluの3大映像配信サービスの台頭により

映画界の勢力分布も変わってくるに違いありません。

それにしても、Amazon本体は映像配信サービスではないことに驚かされます。

生態系として広がっているのです。

Amazon 恐るべしです。