215. クラウドファンディングに挑戦します

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昨年11月にReadyforでクラウドファンディングに挑戦しましたが、

再び挑戦します。

コロナ禍によってもたらされた危機をチャンスに変えるための挑戦です。

また、将来のウイルス禍への備えでもあります。

ちなみに、前回の医歩ムービー製作プロジェクトは

コロナ禍で編集スタジオが使えないなどの障害により

完成が大幅に遅れていましたが、

緊急事態宣言解除後の突貫作業により6月末には完成の目途が立ちました。

しかしながら、劇場の制約もあるため、完成披露試写会の開催は未定です。

世の中の状況を見据えながら計画していきます。

ご支援いただいた皆様、もうしばらくお待ちください。

新クラウドチャレンジに話を戻します。

MED Japanにご登壇いただいた中山俊先生の創設した医師コミュニティAntaa

そのAntaaがクラウドファンディングの一大キャンペーンを展開します。

その流れに乗る形で、今回の挑戦となりました。

そのタイトルは、

みんなで みんなが 健康になる 研究所(ラボ)

です。

チーム医療フォーラムは2008年の設立時から

「いのちの場から社会を良くする」をミッションに

市民参加型のチーム医療推進の活動を続けてきました。

会員サポーターも設立当初は医療者のみでしたが、

12年目の今年、一般市民の方の参画もみられるようになってきました。

ようやく市民参加型チーム医療が形になろうとしていました。

ところがです。ご存知のコロナ禍によって

当法人主催のイベントのみならず、あらゆるイベントが中止を余儀なくされました。

MED ぐんましかり、MED 仙台、新企画のMED Nowも延期、中止となっています。

学会も中止が相次ぎ、学会での配布をメインチャンネルとしている

季刊誌『ツ・ナ・ガ・ル』も紙媒体での製作が困難になってしまいました。

私の師である田坂広志氏の言葉を借りれば

「起こるべきことすべて良きこと」のはずです。

この現状を深掘りして解釈するなら、

「市民参加を本当に実現するためには現状のスタイルでは駄目だ」と

明確に宣告されたのだと思います。

チーム医療フォーラムが本当に市民のための団体になるためには

大きな変革が必要なのだと解釈しました。

既に「みんなが みんなで 健康になる」というニューコンセプトは掴んでいました。

人間は一人だけでは健康や幸せにはなれません。

そのことだけは明確に分かっています。

その上での熟慮の末の結論は、

市民の健康を維持、亢進するための

まったく新しい市民と医療者が集うオンラインコミュニティを構築することでした。

という訳で、

みんなで みんなが 健康になる 研究所(ラボ)

に辿り着いたのです。

チーム医療フォーラムが12年目にして本格的に

市民に向き合っていくための外的足場としてのオンラインコミュニティです。

進むべき道が今、はっきりしました。

あとは愚直に進むのみです。

これだけでは、この研究所(コミュニティ)で何をするのかが分かりませんね。

最初の施策は12年間の活動で培ってきた貴重な財産、

すなわち季刊誌『ツ・ナ・ガ・ル』の35号プラス1の記事1600頁、

MED動画300本以上をデジタルに完全移行し、

オンラインコミュニティに組み入れます。

また、メディカルウォーキング(医歩)も20か所以上で展開され、

認定インストラクターは50名を超えましたから、

ウイルス禍にも耐えうる新プログラムを若きインストラクターと共に開発していきます。

おそらくオンライン動画を駆使したプログラムになると思います。

さらに、研究所という以上、

みんなが みんなで 健康になる」実践例を収集、分析していきます。

健康のための社会装置をどのように実装していくべきかを研究していきます。

私は、コレクティブ・インパクトを信じています。

必ず実現していきます。

みんなが みんなで 健康になる

これは真実だと思います。

「だれ一人取り残さない」というSDGsの概念とも完全に一致します。

みんなが みんなで 健康になる」社会、

そして、その先には

みんなが みんなで 幸せになる」社会が待っているに違いありません。

ワクワクしてきませんか?

私はワクワクを通り越して、ドキドキしています。

さあ、未来志向型の新しいオンラインコミュニティを

みんなでつくっていきましょう!

どうぞ、宜しくお願いします。

(2020年6月24日)