173. MED Japan 2019「一途一心」

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社会医療人の星

今年もMED Japanの季節がやってきました。

10月6日(日)開催です。

会場は、例年通り東京台場の日本科学未来館です。

本日より参加登録開始です。

そして、11年目の今年のテーマは、「一途一心」です。

平成天皇の心臓手術をやり遂げた天野篤先生も

この言葉を座右の銘に挙げています。

似た言葉に「一意専心」「一心不乱」があります。

それは、

   ひたすらであること

   ひたむきであること

   真剣であること

   己を忘れること

   純一であること

   無雑であること

そのうえ、

   楽しむこと

です。

考えてみて下さい。

私たちの日々の生活の中で

この「一途一心」の瞬間はあったでしょうか?

冷静に見つめてみると

殆ど無かったという方が多いのではないでしょうか?

かくいう私も、その一人です。

実のところ

「一途一心」は、非常に難しいことなのです。

私の師の言葉を紹介します。

過去は無い。 未来も無い。

あるのは、永遠に続く、いまだけだ。

いまを生きよ。

いまを生き切れ

・       『未来を拓く君たちへ』より

私にとって、「一途一心」は「いまを生き切る」と同義語です。

理屈では分かっていても

実践は相当に難しいものです。

本気で試したことのある人なら

大きく頷かれるはずです。

さて、私はこれまで

人生における「意味」というものを大切にしてきました。

人生は「意味」に満ち溢れていますし、

さまざまなご縁に導かれているとも感じてきました。

人生を価値あるものにするためには

人生における様々な出来事を意味付けする解釈力が大切だとも学んできました。

しかし、最近、ある友人が、

人生には、「意味」と同じくらい大切なものがあると教えてくれました。

それは、「強度」であると…。

最初は理解できませんでした。

意味とは、物語であり、

強度とは、体感を指すのだといいます。

物語は、過去から未来につながる時間の展開が重要なのに対し、

体感は、「今、ここ」が重要となります。

ニーチェの言葉を引用して、

「意味が見つからないから良き生が送れないのではなく、

逆に、良き生を送れていないから意味にすがろうとするのだ」

と言いました。

納得です。

彼の言う通りです。

今、「意味」から「強度」への転換が一部に始まっているような気がします。

芸術は「意味」を超えて

「強度」を求めてきたのだと思います。

私も、「意味」はもちろん、「強度」も意識して生きようと思いました。

人生の醍醐味は「意味」だけでは味わい尽せないはずなのです。

話が長くなってしまいましたが、

そんな理由から

今年のテーマを「一途一心」にしてみました。

熱量を持ったプレゼンターの声に聴き入ってみて下さい。

日常では味わえない「強度」を感じるはずです。必ず!

一途一心な人の話を聴くとき

人は自ずと一途になるものです。

その「強度」に、良い意味で纏わられていくのです。

そのような得難い場を

皆さんと共に築き上げたいと思っています。

たくさんの皆様のご来場を祈念しております。

宜しくお願いします。