46.「JSPEN栄養マスターコース 参加」

社会医療人の星

4月2日に日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)主催の栄養マスターコースを受講してきました。

何と、会場は名古屋駅の真ん前、三菱地所が誇る「大名古屋ビルヂング」の最上階!

私もこれまで様々なセミナーに参加してきましたが、

最もデラックスな会場でした。しかも圧倒的に。。

(一見の価値ありです。マジです。)

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定員80名中、医師が25名と

これまた、私が経験した多職種のセミナーの中でも最も医師比率の高いセミナーでした。

一般参加者の中に大学教授も混じっていて、

最高レベルのディスカッションになりました。

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さて、セミナーの中身はと言いますと

午前と午後に1例ずつのたっぷりと時間(各2時間)を掛けた症例検討で、

参加者全員が発言を求められるという全く新しいスタイルでした。

いつ指名を受けるかわからないという適度な緊張感があり

参加者の集中力も途切れることがありませんでした。

タスクフォースの先生方の準備が素晴らしく、エビデンスに満ちた

それでいて現場の智慧に溢れた様々な意見が出されました。

医師の比重が高いことも有りましたが、

様々な職種が参加していることで創発が生まれ、とても有意義な時間となりました。

特に午後の症例では、栄養療法や最先端の医療を駆使した果てに

私たちはどんなゴールを描くべきなのかという深いディスカッションになりました。

全く正解など無い深い問いに、参加者全員で真摯に向かい合いました。

本当に素晴らしい時間でした。

「真の知性とは、答えのない問いを問い続ける力である」と思います。

この栄養マスターコースはアドバンスコースに位置づけられている通り、

真の知性を求める場であると感じました。

成熟した精神は、「出来るけど、やらない」という自己制御が出来る精神です。

出来ることを何でもやってみたいというのは、未熟で幼稚な精神です。

「外科医は何でも切りたがる」などと揶揄されますが、

未熟な場合は有り得る話です。

以前に触れましたが、

橋本佐内の「去稚心」に学ばなければならないのでしょう。

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現在の医療界は、どちらかというと

「出来ることはすべてやらなければならない」と思い込んでいるように感じます。

今日、医学、医療は長足の進歩を遂げました。

最先端の医療を満遍なく施せば、人々が幸せになるというのは幻想です。

これからは、「出来るけど、やらない」という

成熟した医療が求められるようになると思います。

(この自己抑制の効いた、成熟した医療については

別に機会に、じっくりと言及するつもりです。)

「答えのない問いを問い続ける場」としてのJSPEN栄養マスターコースに

今後も期待したいと思います。

気になるのは第2弾ですが、

半年後の9~10月に企画中という噂を耳にしました。

また、大名古屋ビルヂングのデラックスな会場で行われるようでもあります。

次回も是非、参加したいと思います(秋は過密スケジュールのため、日程が不安ですが…)。

このようなセミナーを主催された

東口理事長、およびタスクフォースの先生方に感謝致します。

有り難うございました。

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