230. チーム医歩 始動!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SNSフォローボタン

フォローする

社会医療人の星

ツ・ナ・ガ・ル 34号で東京大学の秋山弘子教授への取材の際に

「1ヶ月に1時間だけボランティアをすることを皆で実践したら面白いことが起きるだろう」という話で大変盛り上がりました。

実際、秋山教授は鎌倉市で小学生を巻き込んで実践しようとされました。

ある小学生は、自分の家の隣に80歳以上の一人暮らしのお爺さんが住んでいるらしく、

毎日、登校時と下校時にそのお爺さんに挨拶をしていくと言うのです。

1分間ずつ、朝夕で2回、それを30日続けるので、

1×2×30=60分=1時間 となります。

素晴らしいアイディアですよね。

素敵な小学生だと思います。

各小学校でもかなり機運が高まったのですが、

最終的に、市の教育委員会に反対されて実現できなかったそうです。

安全面の確保が難しいと判断されたようです。

(諸事件の多い昨今の社会環境上、仕方ないのかもしれません。)

 ツ・ナ・ガ・ル 34号 特集記事より

ツ・ナ・ガ・ル 34号 特集記事より

そのとき、この運動を流行らせるには

「キャッチ―なプロジェクト名が必要だね」ということになりました。

後になって私が思いついたプロジェクト名は

「1/720習慣」です。

720は1ヶ月(30日)間の時間数です(24×30)。

1ヶ月に1時間とは720分の1でしかないのです(睡眠時間も含んでの話ですが…)。

ちょっとの負担でしかないと思いませんか。

しかもそれを「運動」とかではなく「習慣」としました。

継続性が大切だからです。

私は、この「1/720習慣」を

まず、医療界から「医療プロボノ」として流行らせたいと考えています。

(医療プロボノについては第169話をどうぞ。)

169.「医療プロボノ」という発明
「ツ・ナ・ガ・ル」 No.32が完成しました。 今回も難産でした。 ハウツウ的な情報提供型の雑誌とは一線を画し、 社会に問...

当初、メディカルウォーキングの出張イベントで

医療プロボノを募集しようと考えていましたが、

最初のきっかけとしてはややハードルが高いようでした。

そこで考えた次善策は、「チーム医歩よろず相談」です。

「何のこっちゃ?」という感じかもしれませんが、

これまでの枠を超えて社会的に有意義な活動をしたいと考えている社会医療人たちに

オンラインで市民の方からのよろず相談(健康面中心)に答えてもらおうという企画です。

私は走りながら考えるタイプなので、

その日を勝手に設定し、まずは実践してみようと思います。

11月8日(日)午前9時~10時です。

市民の方の参加がどれくらいあるか不安がありますが、

スモールスタートで改善を加えながら、徐々に規模を拡大していきたいと思います。

当面はZOOMで対応していきます。

この「チーム医歩よろず相談」はオンライン上のチーム医療の実践の場です。

毎回、正規のチーム医歩メンバーは毎回4,5人とし、

それ以外の医療プロボノの方には、ZOOM上でご参加いただき、

専門性、必要性に応じてコメントやアドバイスをお願いしたいと思います。

という訳で、チーム医歩 医療プロボノ メンバー募集中です。

医療職の皆様、ご応募お待ちしております。

10/31までに下記の「エントリー」からご応募ください。

正規メンバー選出に関しましては、職種などのバランスを考慮し、

事務局で選定させていただきます。

月1回ペースで継続開催していきますので、時々、メンバーチェンジを行います。

【チーム医歩のエントリーはこちらから】

    お名前 (必須)

    メールアドレス (必須)

    職種

    応募にあたってひとこと

    特に、一般内科の先生にご参加いただけると大変有り難いです。

    なお、金銭的な報酬はありません。

    しかしながら、プライスレスのリターンがあることをお約束します。

    1/720だけ、皆さんのお時間をギフトしてください。

    宜しくお願いします。

    さあ、私たちと一緒に

    「みんなが みんなで 健康になる」社会をつくっていきましょう!!

    2020年10月7日